日当たりの良い箇所を見ると当初の外壁色が変退色している症状。
カビ・コケの発生
外壁のコケを放置するとカビに外壁の劣化や汚れを付着させる原因になります。
サビによる腐食
放置するとほかの箇所も腐食。サビが広がったり穴が開く前に適切な処置が必要となります。
塗料のはがれ
塗装した膜が膨れたりする症状。劣化による付着力の低下が原因。
シーリングの劣化
サイディングの場合、目地のシーリングがヒビ割れしたり痩せてすき間が空き雨が進入するようになります。
放っておくとこんなことに…
水分が家の中に浸透。家を支える土台は木でできているので、湿気が溜まり腐ってしまう可能性もあります。防水効果が低下すると家屋全体に悪影響を及ぼしてしまいます。
必ずプロに診断してもらうことを
おすすめします。
「症状が出てきたので、時期なのかな?」と思ったら専門家のいる会社へご相談ください。屋根・外壁・付帯部分をしっかり時間をかけて診断してもらってください。なるべく一緒に確認し、気になっている部分などを伝えてください。また、屋根は目視では届かないところですのですので重要です。素材の劣化状況・割れなどを点検しましょう。
平成28年2月26日に、宅地建物取引業法が改訂され、閣議決定致しました。これ以降は、建物の仲介に於いては、宅建業者(不動産屋等)は、建物状況調査(ホームインスペクション)の結果を買主に重要事項として、書面をもって、説明するのが義務になりました。
これからは、中古住宅などの住宅診断(ホームインスペクション)が重要視されるようになり、住宅診断士(ホームインスペクター)という資格が注目されています。
ホームインスペクターには、大きく分けて2種類の資格があります。ひとつは、民間団体が行う講座を受講して取得できる住宅診断士(ホームインスペクター)。そして、もうひとつは国や都道府県が認める、既存住宅現況検査技術者(公的認定のホームインスペクター)です。ここでは、この種類の資格の違いを簡単にご説明しましょう。
つまり、誰でも民間資格のホームインスペクターには、なれますが、既存住宅現況検査技術者公的公認のホームインスペクターになるためには建築士の資格を持ったものしかなれないのです。
だから、「既存住宅現況検査技術者」は、国や都道府県が認めたホームインスペクターなのです。